大切にしている4つの教室方針
当ピアノ教室には、大切にしている4つの方針があります。
① 年齢に関係なく生徒さんとなかよしになります
お子さん自身が講師を受け入れ、心を開いてくれることで、これから始まる音楽レッスンがより楽しくなることを目指します。
レッスンが『しなければならない』『やらされている』という強制ではなく、『より良く・より上手になるためのアドバイス』としてお子さんが受け入れられる様に、まずはお子さんと友達になることを大切にしています。
そのためには会話が第一。
通ってくださっているお子さんたちからも毎回、園や学校でのことや週末にお出かけした話など色々と教えてもらいます。
たまに盛り上がりすぎて「ピアノのレッスンってこと忘れてた!」ということもありますが、そんな日のレッスンはいつもより笑顔で、アドバイスにも集中して耳を傾けてくれているように思います。
ピアノなどのおけいこは嫌々やらされるのではなく、自ら学びたいという心を育てながら楽しく続けてほしいと思っています。
長くお付き合いするためにもまずはお子さんたちと仲良し(友達)になることが第一目標です。
② 自分の気持ちを発信できる子に育てます
何かを習う時は受け身になりやすいものです。
・分からないことを講師に言えなかった
・質問できずに帰ってしまい後々困った
・こんな曲が弾きたいと思っていたのに講師に言えず弾く機会がなかった
といったような「言ってくれればよかったのに」という事例を極力おこさないためにも、日頃からお子さんたちとの対話を心がけています。
教室へ来たら、まずはリラックスもかねてピアノとはほぼ関係のない日常会話をしています。
また、その会話もイエスかノーで終わらないよう
「へー。それは先生知らないなぁ。それってどんなもの?」
「え?なにそれ?どういうこと?どうしたらいいの?」
と、とにかく話題を広げます。
初めは「うん」「知らない」の受け答えだけだとしても、少しずつでも自分の言葉で話をしてくれるようになるよう、色々な言葉かけや内容で会話をするようにしています。
レッスン中もこちらからの教授・アドバイスばかりではなく、時には講師と交代でお子さんに問題を出してもらったり説明をしてもらいます。
「え?!自分が先生?」
と初めは驚いていますが、しっかり考えて自分の言葉でなんとか伝えようとしてくれるようになります。
受け身のみで学ぶのではなく、自分の言葉で説明し表に出す(アウトプットする)ことは子どもさんにとってもいい刺激になるので、レッスンの中に取り入れるようにしています。
まだ恥ずかしい、言葉にするのが苦手な時期のお子さんには、講師がわざと間違った例を見せ、どこが良くないのかの指摘をしてもらいます。
こういったやり取りを行っていくうちにお子さんからも自然と言葉が出てくるようになります。
ピアノや音楽以外の場面でも自分の想いや考えを言葉にすることは大切です。
・自分の想いを言葉にできる
・相手にきちんと伝えられる
・分からないことを素直に伝えられる
・どう分からないのかを説明できる
・アドバイスを柔軟に受け止めチャレンジしてみる
また、対話をするということは『相手の話を聴くこと』も大切です。
『聴く力』がつくということは、相手や新しい物事を受け入れる柔軟な心も育っていることになります。
発信力をつけながら、音楽や社会でも必要な『聴く力を育てる』ことにも力を入れてレッスンしています。
③ できるようになったことをほめて伸ばします
「もう〇歳になったね」
「お姉ちゃん・お兄ちゃんになったね」
「頼りにしてるよ」(高学年さんなどに)
と、常に大人扱いで接するようにしています。
『大きくなってきたから次のステップへ進めるんだ』
という成長することへの喜びと、ステップアップしたいという気持ちを育てていきます。
2~3歳さんであれば、
・レッスンのあとのお片付けが自らできる
・きょうだい児さんのレッスンを静かに待てる
もう少し大きくなってくると、
・レッスン中は丁寧語で話すことができる
・椅子の高さ調整が自分でできる
・分からないところを自分から質問できる
こういった成長面もしっかりみつめ、本気でほめています。
挨拶
片付け
準備
待つ
聞く(聴く)
レッスンと部活との両立
など、成長と共に日常的にも行えるようになってきたことをほめ、
「すごいねー!」
「じゃあ次はこれもできるかな?」
「やってみようか!」
と、チャレンジしてみようという気持ちを促し、やる気の種を蒔いていきます。
④ どんな時でも笑顔で送り出します
元気にレッスンに来て、楽しく順調にレッスンが進む・・
毎回そうであればいいのですが、もちろんそうでないこともあります。
・今回の曲は苦手だった
・練習したのに教室ではうまく弾けなかった
・練習不足で弾けなかった
・練習しなさいと家で怒られた
・幼稚園でたくさん遊んだので疲れていた
・まじめにやりなさいと親御さんに叱られた
それがたまたまであったり、自分でもできない原因が分かっている場合もあり、お子さんたちの心の中もいろいろな葛藤がおきています。
そんな時はお子さんの性格や年齢などを考慮しながら声掛けをしますが、その先にある『よし。もう1回頑張ってみよう』と思えるしなやかで強い心を育てていきたいと思っています。
なぜできなかったのか、できるようになるためにはどうしたら良いのかをお子さんと一緒に考え、一緒に練習に取り組んでいきます。
そして、どんな出来事があってもレッスンの最後はいつもと同じように、笑顔で「また来週ね!」と元気に送り出すようにしています。
「またいつものように(レッスンに)来ていいんだ」
「先生はいつもと変わらないんだ」
と、お子さんたちにとってここ(教室)は安心できる場所、安全な場所であり、『よし!もう1回頑張ってみよう』と思える、しなやかで強い心が育つ場所であればいいなと思っています。
レッスン案内
レッスン料
入会金 | 5,500円(税込) |
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月謝コース
年間41回(1回40分)
一律 | 8,800円(税込)/月 |
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※進級進学や上達に伴う値上げはありません。
月2回(1回60分)
中学生以上 | 8,800円(税込)/月 |
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レッスン日
- 月曜 15:30~21:00(2021年9月~)
- 火曜 17:00~21:00
- 水曜 15:30~21:00
- 木曜 15:30~21:00
- 金曜 15:30~21:00
レッスン内容
2歳
手遊びうたや、リトミック、くまベル(デスクベル)などで「音楽」への興味・好奇心を促します。
運動機能も伸びてくる時期なので音楽を聴いて走る・跳ぶ、音楽に合わせて踊るといった体を動かしながらのワークを多く取り入れています。
音楽を聴きながら自分で体を動かして表現することで音楽やリズムを全身で感じてとっていきます
じっとできない2歳さんでも楽しく音楽と触れ合うことができます。
3歳
2歳さんの内容+ピアノベル(大きなピアノ)を使って「ピアノ」への興味を促しプレピアノへとすすみます。
講師の演奏に合わせて一部分をピアノベルで鳴らすことで演奏することを体験していきます。
ピアノベルは指のタッチが弱い小さなお子さんでも鳴らすことができるのでお子さんに大人気です。
くまベルを階段に並べて鳴らしたり音の名前を歌いながらフープを跳ぶ、自分の体でドレミの階段を表現するといったことを繰り返しながら音階も身につけていきます。
4歳
3歳さんの内容+色音符や絵音符を使い、「音符」への興味を促していきます。
音符(色音符や絵音符)を覚えて読む時間をつくり、ピアノや音楽には音符があることを学びます。
遊びの感覚で学べるようゲーム形式で行ったり、絵本を読むように進め、音符への苦手意識がつかないようにしています。
演奏では少しずつ長いメロディを弾くことにチャレンジします。
ピアノベルとピアノを行ったり来たりしながら徐々にピアノで演奏する時間を増やし、ピアノレッスンへと移行していきます。
ピアノを弾く手に育てるための手遊び歌や体操を音楽に合わせて行います。
5歳~
4歳までの内容+ピアノ奏法を学んでいきます。
読譜に強くなる瞬間タッチゲームや指番号ゲームなどを音楽に合わせて行います。
指や手首の脱力・必要な筋力などをおもちゃ(道具)や体操を使ってトレーニングします。
見た絵や日常生活でのできごとをピアノで表現します。
イメージする力とピアノ演奏に必要なテクニックを身につけていきます。
音符のフラッシュカードだけでなくリズムのフラッシュカードも定期的に行い、楽譜嫌いを予防していきます。
たくさんの教材やおもちゃを使って音符の名前や音価のしくみ、調などについて楽しく学んでいきます。
簡単なメロディに伴奏をつけていく練習も行います。
『どれみはじめての会』ホームページ
使用楽譜
- リズムワークブック
- どれみフレンズとあそぼう
- NEWなかよしピアノ
- NEWピアノスタディ
- おんぷの学校
- ピアノの学校
- 音楽の学校
- 新WAKUWAKUピアノテクニック
- ピアノアドベンチャーなど
演奏できるジャンル
- クラシック
- ポピュラー
Q. ディズニーやアニメソングなど、教材以外の曲を弾きたい場合はどうしていますか?
弾きたい曲がでてきた場合には講師との約束ごと(宿題の曲は必ずやるなど)と、お子さまのやりたいこと(曲)をセットにしてレッスンしています。
「この曲が弾きたい」という気持ちや目標を大切にしながら、ただの「わがまま」にならないようお互いに約束事を決めてレッスンをすすめていきます。
発表会の選曲も、課題曲と好きな曲をお子さん自身と講師とで話し合いながら決めていきます。
発表会
よくあるご質問
コロナ対策はどうしていますか?
- 生徒さんが入れ替わる際に換気を行い、ピアノ・椅子・机などの直接触れる面の拭き掃除を行っています。
- 教材や文房具は使用済みのものと消毒済みのものに分けています。
- 床・ピアノ・椅子・机・ドアノブなどの拭き掃除をレッスン後に毎日行っています。
- レッスン室に空気清浄機を設置し、24時間点けています。
- レッスン室に入る前に保護者さまも含め全員に手洗いを行っていただいています。
- 密を防ぐため、お呼びするまで窓のある玄関内のベンチでお待ちいただいています。
- 講師はマスクを着用してレッスンを行っています(保護者さまにもマスクの着用をお願いしています)。
- オンラインレッスンを希望される方にはZoomにて対応しています。
何歳から通えますか?
- 2歳さん(保護者同席)から通っていただけます。
下の子が小さいのですが、一緒に連れていっても大丈夫ですか?
- 大丈夫です。
保護者さまのお膝の上で音楽と触れ合いながら、ごきょうだいのレッスンを一緒に楽しんでいただいています。
保護者の付き添い(同席)は必要ですか?
- 就学前のお子さまには付き添い(同席)をお願いしています。
- 小学校低学年まではできるだけ付き添いをお願いしていますが、難しい場合は月に1回程度の付き添いや、お迎え時に10分程の同席をお願いしています。
お仕事などで無理な場合はLINEなどで定期的に連絡を取らせていただいています。
なぜ付き添いが必要ですか?
- 小さなお子さんは課題を十分に理解できていない場合があります。
そのことによるお子さまのストレスが軽減できます。
また、練習の際に気を付けていただきたいことや声掛けのポイントなどを保護者さまに直接伝えることができますので、ご自宅での練習がよりスムーズに行っていただけます。 - 幼少期のお子さんは気分や体調に波があります。
教室に来る前や1週間の様子を保護者さまからお聞きすることで講師がお子さまのコンディションを把握することができ、その日のお子さまに合ったレッスンを行うことができます。
休んだ時の振替(補講)はしてもらえますか?
- お休みされた日から1ヶ月以内の振替が可能です。
- 振替の日程が合わない場合はレッスン時間の延長などで対応できます。
- オンラインでの振替レッスンも可能です。
月謝と楽器以外の費用は何にどのくらい必要ですか?
- 購入いただく楽譜(教本)やワークブックは1冊あたり1,000円~1,800円程度です。
楽譜2冊とワークブック1冊を同時に使用することが多く、3~4カ月ほどで次の楽譜へすすみます。 - 初級からは、読譜に役立つフラッシュカード(1,000円程度)を購入していただきます。
※読譜できる方は必要ありません。 - 教本以外の曲のレッスンを希望される際は楽譜を実費で購入していただきます。
- 発表会(11,000円)、イベント(1,100円~)などの参加費は別途必要となります。
※参加は自由です。
楽器の購入はどうしたら良いですか?
- 楽器店などを紹介・案内できます。
メーカーなどは問いませんが、無駄のない購入をしていただきたいので購入前にご相談いただいています。 - 各ご家庭の生活スタイルに合った楽器を購入されることをおすすめしています。
楽器はすぐに買わないといけませんか?
- 楽器にたくさん触れていただきたいので、できるだけ早めの購入をご検討いただければと思います。
- 「続けられるか心配」という方にはレンタル用のキーボードをお貸ししています(有料)。
※貸出中の場合あり。 - お子さまの様子をみながら購入時期を提案させていただくこともできます。
本人(お子さま)が弾きたい曲も習えますか?(ジブリシリーズやディズニー、アニソンなども含む)
- 大丈夫です。
好きな曲やあこがれの曲があることは素敵なことですし、弾きたい心を大切にしています。
ただし、講師との約束事(教本のここまでを必ず練習する、フラッシュカードをやるなど)を守れるなら、やりたい曲もOKといったように「講師との約束事+お子さまのやりたいこと」を必ずセットにしています。
子どもがすぐに飽きてしまわないか心配です
- 子どもさんの興味を掻き立てるような教材やレッスン内容を多数用意しています。
- レッスン当日のお子さまのモチベーションに合わせてレッスン内容を切り替え、マンネリ化を防いでいます。
- お子さんが何に興味を示すのかを常に注視しています。
お1人お1人どのようにレッスンを進めていくかを考え、お子さまがより楽しく学べる方法でレッスンを行っています。
子どもが練習をせずにレッスンに来たら?
- 練習できなかった理由を必ず聞きます。
①サボり→合格できない理由を一緒に考え、次週以降どう頑張るのか目標を決めます。
②事情あり→宿題だった部分をレッスン内で集中的に練習・指導し。モチベーションが下がらないようにしています。
練習嫌いの子どもさんにはどう対応していますか?
- なぜ練習が嫌いなのかという「理由・原因」を探ります。
「理由」に合わせてご自宅での練習方法を提案しています。
親自身が子どものころ「つまらない・先生が怖い・音符を読むのが苦手」といった理由でピアノをやめてしまったのですが、同じようなことが起きないか心配です・・
- 講師や教材が原因で「ピアノ嫌い・音楽嫌い」にならないよう常に気を付けています。
幼少期のお子さんは「難しい」と感じた時点で拒絶反応をおこしやすいものです。
「難しい」を「できた」「楽しい」という喜びにもっていけるよう、教材やレッスン方法のバリエーションを増やし、色々な方向からアプローチできるようにしています。 - 音符嫌いを防ぐために早い段階からフラッシュカードを使用しています。
- 「絵」の間隔で学べる幼少期にフラッシュカードを使用することで無理なく音符が読めるようになります。
- 遊びながら楽しく音符と仲良くなれるようレッスンの中でもフラッシュカードや五線ボード、マグネットを使ったゲームなども行っています。
他にも習い事をしているのでピアノだけに集中できないのですが大丈夫ですか?
- ピアノに限らず多くの習い事に日々の練習は大切です。
しかし、やみくもにダラダラと練習するのではなく 「1日1回、ここだけは弾こう」「今週は毎日5分~10分ピアノを弾こう」「お風呂の前に1回ずつ弾こう」といったように具体的に練習ルールを決めることで日々の練習にかかる時間的なハードルを下げ、『長くつづけられる』練習方法を提案していきます。
皆さまの声
オハナピアノ教室(春日市)にお通いの生徒さまと保護者さまの声をご紹介します。
年長 男の子とお母さま
ご本人
オハナピアノ教室に通って、楽しいことは何ですか?
ボールあそびがたのしいです
レッスンで、好きなことは何ですか?
タンバリンをたたくのがたのしいです
どんな先生ですか?
やさしいです
お母さま
オハナピアノ教室に通おうと思われたきっかけは何ですか?
「ピアノをならいたい!!」と子供に言われて、教室を探してみよう!と思った時に、もともと別の習い事であや先生にお世話になっていて相談させていただいたのがきっかけでした。見学させてもらった時にとても楽しそうでしたし、あや先生のレッスンできっともっと音楽を好きになってくれると思い、通うことを決めさせていただきました。
レッスンでのお子さんの様子はいかがですか?
毎週とても楽しそうです! 上手にできずにレッスン中に気分がおちることもありますが、その都度リトミックやボールを使ったリズムあそびなど、色々な方法で気分を上げて下さり、音楽を楽しみながら学ばせてもらっています。
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
習う前より音楽に触れることがとても好きになりました。ピアノにむかって座れる時間も長くなってきて、集中力がついてきていたり、お家での練習も少しずつ自分からしてみたりと、頑張っているところを見られてとてもよかったなと思っています。
ピアノを通してどんな事を学んでほしいと思われますか?
これからも、ピアノや音楽を楽しんでくれたらとっても嬉しいなと思います。上手に弾けない時など、あきらめずにがんばりぬく子に成長していけるように、努力することも学んでいけたらいいなと思っています。
どんな教室、講師ですか?
子供達1人1人と真剣に向き合い、その子に合ったレッスンをして下さるとても丁寧な先生で、とても温かいお教室だと思います。毎週のレッスンが親子で癒しの時間になっています。
年中と小学1年生の兄弟とお母さま
年中 男の子 ご本人
オハナピアノ教室に通って、楽しいことは何ですか?
リズムにのってあそぶところ
レッスンで、好きなことは何ですか?
ピアノをききながらはしったり、どうぶつのマネをするところ
どんな先生ですか?
やさしくおしえてくれる
小学1年生 男の子 ご本人
オハナピアノ教室に通って、楽しいことは何ですか?
ピアノをひくのがたのしい。
レッスンで、好きなことは何ですか?
ひけなかったけどできたらたのしい。
どんな先生ですか?
やさしいひとです☆
お母さま
オハナピアノ教室に通おうと思われたきっかけは何ですか?
知人から先生をご紹介してい頂いたのですが、あそびのつもりで来たら、子供が「やりたい!やりたい!!」とやる気になり、半年まっても「やりたい」と言うので、通わせてみました。先生が、とにかく楽しく音楽をされるので、子供も、とても楽しいようです♡
レッスンでのお子さんの様子はいかがですか?
「分からない」「できない」も先生が上手にアドバイスをくれるので、不思議とひけるようになります。音あそびをしていたら、いつのまにか子どもに音が入っていて、何の音か分かるようになっていたりと、とても驚きました。子ども一人一人のペースに合わせてくれるので、とてもありがたいです。
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
「ひけるようになる」というのが楽しいようで、できない時からできるようになる過程を自分で体感できるので、「なんでも練習すればできるんだ」と身をもって感じてくれているのが嬉しいです。
ピアノを通してどんな事を学んでほしいと思われますか?
とにかく音楽を楽しんでほしいです♡ いつかの息抜きとしてピアノが自分の中でいやしとなってくれると嬉しいです。
どんな教室、講師ですか?
とにかく、ピアノ、音楽が大好きで、楽しくレッスンを受けることができます。いろいろと工夫をしてくれるし。知識が豊富なので、つまずいた時は、ドラエモンのように、いろんなアドバイスをくれて解決してくれるのでありがたいです♡
小学2年生と小学5年生の姉妹とお母さま
小学2年生 女の子 ご本人
オハナピアノ教室に通って、楽しいことは何ですか?
ピアノをひくことです。
手あそびうたが楽しいです。
レッスンで、好きなことは何ですか?
ゆびをうごかすことです。
がくふにかきこむのが楽しいです。
どんな先生ですか?
優しいです。
おっちょこいで楽しいです。
小学5年生 女の子 ご本人
オハナピアノ教室に通って、楽しいことは何ですか?
ピアノをひく事です
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
学校のリコーダーや楽器をひくときに楽譜をよむことができることです。
レッスンで、好きなことは何ですか?
たくさんのリズムカードを見ながら、リズムをたたくことです。
どんな先生ですか?
ちがうところのアドバイスをしてくれたり、待ち時間のことも気にしてくれる優しい先生です。
お母さま
オハナピアノ教室に通おうと思われたきっかけは何ですか?
以前、住んでいた家の近くだったので。一度、体験させて頂いて、子ども本人が行きたいと言ったので。
レッスンでのお子さんの様子はいかがですか?
発表会に向けて、自分の好きな曲が弾けるということで、毎日のように楽しんで練習しています。
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
音楽に親しみ、学校の授業でも、音符や記号、リズムなど楽しんでしている様で、良かったと思います。
ピアノを通してどんな事を学んでほしいと思われますか?
ピアノに触れる事で、身近に音楽を感じ、成長していく上で感受性が豊かになってほしい。
どんな教室、講師ですか?
子供達も、とても楽しんで教室に行っているので、とても助かっています。
小学1年生 女の子とお母さま
ご本人
オハナピアノ教室に通って、楽しいことは何ですか?
ピアノをひくこと
レッスンで、好きなことは何ですか?
リズムうち 手を使ったり楽器を使ったり
どんな先生ですか?
やさしい
お母さま
オハナピアノ教室に通おうと思われたきっかけは何ですか?
幼児リトミックに通っていて、先生に慣れていたので。ピアノに興味を持ったため。学校・自宅から近くて通いやすいため。
レッスンでのお子さんの様子はいかがですか?
気分によってまちまち。たくさん練習できた時はまるをもらえるよう頑張っている。気分がのらない時はだまっている。
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
音符が読めるようになった。ピアノが好きになった。
ピアノを通してどんな事を学んでほしいと思われますか?
音楽の楽しさ、おもしろさを知り、いろいろなジャンルの曲に興味を持ってほしい。壁にぶつかっても乗りこえる精神力をつけてほしいと思う。
どんな教室、講師ですか?
子どもの気持ちを汲みとり、うまくレッスンをすすめてくれる。消毒・換気などしっかりしていて安心して通える。
小学4年生 女の子とお母さま
ご本人
オハナピアノ教室に通って、楽しいことは何ですか?
ひけないときに、先生が教えてくれて、ひけるようになったとき、とてもうれしくて、もっとひきたいと思うことがあります。
レッスンで、好きなことは何ですか?
先生といっしょにピアノをひくことがすきです。ピアノだけではなくリズムうちやほかにもたくさんのことをしてくれるのでとても楽しいです。
どんな先生ですか?
私の悪いところを見つけてくれたり、いつもやさしくお話してくれる先生です。
お母さま
オハナピアノ教室に通おうと思われたきっかけは何ですか?
ママ友からいくつかオススメの教室を教えてもらい、体験レッスンに行きました。最終的には子どもが「諸岡先生が良い」と選びました。
レッスンでのお子さんの様子はいかがですか?
集中して、楽しむところは楽しんで取り組んでいます。
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
ピアノを弾くだけでなく、本人の習熟度に応じて、音感やリズム感を養うレッスンもしてくれるので、良かったと思います。
ピアノを通してどんな事を学んでほしいと思われますか?
一生を通じて、ピアノや音楽を身近に感じて欲しい。ピアノを好きでいてほしい。
どんな教室、講師ですか?
子供の良いところ、得意なところをほめて、伸ばしてくれる先生です。子どもを励ましたり、気持ちに寄り添ってくれるので、我が子は長続きして通えるのだと思います。
中学1年生 女の子とお母さま
ご本人
オハナピアノ教室に通って、楽しいことは何ですか?
日常会話などの、、ピアノに関係のない話でも、気軽にできることです。他には、ピアノを思いっきり弾けることや、今は特に、自分の好きな曲を沢山弾いていることがとても楽しいです!!
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
ピアノを習い始めてから、楽譜が簡単に読めるようになって、音感も始める前よりすごくつきました!! リズム感もついて、音楽の授業でもすごくかつやくできます(笑) 吹奏楽部に入ってから、より「習ってよかったなぁ」と思いました。
レッスンで、好きなことは何ですか?
初見の曲を先生がお手本で弾いてくれることや、今までに出会ったことのない、新しい曲に出会えること、自分で、前回のレッスンより少し成長しているな~など、実感ができることです。
どんな先生ですか?
話しやすくて明るくて優しくて、初めてのレッスンのときに、このピアノ教室に通って良かったなと思える先生で、素晴らしい先生です。
お母さま
オハナピアノ教室に通おうと思われたきっかけは何ですか?
元々、ピアノは私自身も娘が弾けたらいいなあと思っていました。小学校3年までは他の習い事があり、時間がなかったのですが、それが終わり、小学校四年の夏から「ピアノ習いたい!」とたまたまお友達が通っていたので、体験に行きました。そこからは即決でした
レッスンでのお子さんの様子はいかがですか?
最初は30分レッスンであっという間すぎて待っていましたが、今はごくたまにしか覗いていません。娘は私がいない方が話しやすいと言っているので、これでいいのかなと思います。
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
娘は習い始めたのが遅かったけど、ちょっとは楽譜を読める様になったと思います。今は中学校の吹奏楽部で役に立っていることでしょう。
ピアノを通してどんな事を学んでほしいと思われますか?
ピアノだけではなく、他の楽器にも挑戦してほしいです。今は吹奏楽部でトランペットを頑張っています。
どんな教室、講師ですか?
部活との両立がどうかなあと心配していましたが、今は部活がゆるく、どうにかやっていけてます。無理な時は融通を利かせてくれます。先生は明るく、娘も話しやすくていいよと言ってます。
中学1年生 女の子とお母さま
ご本人
オハナピアノ教室に通って、楽しいことは何ですか?
楽しくピアノを弾いたり、聴けなかった曲を弾けるようになったりしたとき。
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
音符がすぐに読めるようになったり、好きな曲を聴けたりできることです。
レッスンで、好きなことは何ですか?
先生と話しながら、分からなかったりした所を弾けるようになった時です。
どんな先生ですか?
優しくて面白い先生です。ピアノもていねいに教えてくれていい先生です。
お母さま
オハナピアノ教室に通おうと思われたきっかけは何ですか?
娘が4歳の時、他の方(生徒さん)のレッスンを見に行きました。そのお子さんがとても楽しそうにレッスンを受けているのを見て、その後体験レッスンを受けました。娘もとても楽しそうでしたし、レッスン中の態度で悪い所があればきちんと叱ってくれるので、通わせたいと思いました。
レッスンでのお子さんの様子はいかがですか?
今は中学生なので、ちょっと疲れていて、集中していない時もありますが、幼稚園から小学校時代は、先生の話をよく聞いて、楽しそうでした。幼稚園時代は、レッスン中飽きないように、先生はいろいろ工夫してくれていました。
ピアノを習ってよかったことは何ですか?
4歳からピアノを習い、初めは電子ピアノで練習していましたが、10歳の時にピアノを購入しました。音楽がある生活はとても心が豊かになります。今は吹奏楽部でフルートを吹いていますが、ピアノを習っていたおかげで、楽譜もすぐ読めてよかったです。
ピアノを通してどんな事を学んでほしいと思われますか?
毎日短い時間でよいので、練習してほしいと思っています。毎日コツコツ練習すれば、結果がついてくるということを学んで欲しいです。あとは発表会など人前で弾くことで、度胸がつくといいなぁと思っています。
どんな教室、講師ですか?
明るく、優しく、時には厳しい、とても良い先生です。先生でなければこんなに長く(今年で9年目です)続かなかったと思います。いつも娘の気持ちを第一に考えてくれています。
講師紹介
オハナピアノ教室 講師
諸岡あや子
私が「育ちの根っこを見つめる」ピアノ講師になるまでの物語
3歳:ピアノを習い始め、ピアノの先生を夢見る
自宅にピアノがあった私は3歳の時にピアノを習い始めました。
当時、まだ幼稚園に入っていなかった私にとってピアノの先生は初めて接する家族以外の大人の方でした。
先生のことが大好きで先生の真似をして弾こうと必死に先生の指を見ていたことを覚えています。
出張レッスンだったので、家族も他の生徒さんの演奏を耳にする機会はなかったのですが、初めての発表会で周りの親御さんから「先生と同じ様に弾いている」「子どもなのに音がきれい」と言われたそうです。
左利き・早生まれ・過干渉の中で育ったこともあり、幼稚園では “自信がない子ども” でしたが、週に1回ピアノの先生に会えることがうれしくてピアノをよく練習していました。
先生の手を見て音を聴いて弾く子どもだったので、楽譜は一切読めない(読まない)まま、オルガンピアノ4・バイエル下巻まで進みました。
その頃の夢はすでにピアノの先生でした。
6歳:厳しい先生に変わり、ピアノを一度やめる
6歳の時、先生が体調を崩されて引っ越されたため、突然先生が変わってしまいました。
新しい先生は新卒の方でしたがとても厳しく、私はレッスン日は必ず朝から泣いていたそうです。
あまりに嫌がる私の姿を見て両親はピアノをやめさせることにしたそうです(その後、近所の生徒さんも同じ理由で全員やめました)。
その後、ピアノを触ることはほとんどなくなり、しばらくは全く興味がありませんでした。
小学3年:ピアノとピアノの先生になる夢を再開
小学3年生のある日、教室にあるオルガンを弾いて遊んでいるクラスメートの曲が耳に入ってきました。その曲は幼稚園のころ自分が弾いていた曲でした。
自宅に戻った私はピアノのフタを開け同じ曲を弾こうとしたのですが指が全く動かず、残してあった楽譜を開いてみましたがまったく読めず断念しました。
その後も教室で自慢げにオルガンを弾くクラスメートにメラメラと嫉妬心がわき続け、どうしても『もう1度ピアノが弾けるようになりたい』と思い始め母親に懇願しました。
もう辞めないという条件で新しい先生を探してもらい、当時9歳になっていた私は先生のお宅へ通う形でピアノを再開しました。
ピアノは1からのやり直しでした。指も少しずつ動くようになり音符も必死に覚えている中、教室で入れ替わる際に会う年下の生徒さんが自分よりずっと先の楽譜を持っていることが悔しく、自分が恥ずかしかった気持ちは今でも覚えています。
しかしそんな私の気持ちを折れさせず、またピアノの先生になりたいという夢を再び持たせてくださった、優しく且つきちんと教えてくださる先生でした。
遅い時間のレッスンの日は徒歩で自宅まで一緒に送ってくださったり、コンサートに行きたいけれど親の都合が合わなかった際にも一緒に連れて行ってくださったりと、とてもよくして頂きました。
ピアノの先生になりたいという私の夢へすすめる様に基礎のレッスンもきちんとしてくださいました。
11歳:初めての発表会を目前に、再び先生が変わる
11歳の時に、ピアノを再開して初めての発表会に出ることになりました。曲は『エリーゼのために』でした。
当時の私にはまだちょっと難しいレベルで、それに同級生はもっと難しい曲を弾いていることは知っていましたが、楽譜をもらった時は嬉しくて必死に練習をしました。
ところがもう少しで発表会という時、突然ご結婚が決まられ、先生は転勤されてしまいました。発表会は開催されないまま、私も教室を変わることになりました。
新しい先生は学校を卒業されたばかりの若い方でした。
再び突然の先生交代でテンションは下がったまま、ピアノの先生になりたいという気持ちだけでレッスンに通い続けていました。
中学時代:短大の音楽科を目指す
中学に入った頃、母から「ピアノの音が汚くなっている」と指摘されます。
音色だけが取り柄だった私はショックを受け、別の先生を探してもらうことにしました。
紹介していただいた先生は私の演奏を聴き、当時練習していたソナチネを私から取り上げバイエルへと引き戻しました。
今ではあの時、指の動かし方や音の出し方をきちんと矯正していただいたおかげで音色も取り戻せ、色々な曲が弾けるようになれたことにとても感謝していますが、その頃は「ただでさえ出遅れているのに今更バイエル?中学生なのに・・」という焦りと「これでピアノの先生の道へちゃんと進めるんだ」という希望との狭間に立っていました。
私はピアノに集中するため部活と塾をやめ、地元にある短大の音楽科を目指すことにしました。
高校時代:恐怖心の芽生え、受験と挫折
高校ものんびりした学校に通えたため、変わらずピアノを中心にした生活を続けていました。
中学、高校と出た発表会では緊張するどころかいつもより落ち着いて演奏をしていた私でしたが、高校2年生の夏に開かれたミニコンサートで初めて『緊張』というものを体験します。
また、この教室では音楽科を受験する際には必ず受験対策の先生につくことになっており、先生も私のレッスンをどの先生にお願いするか悩まれている時期でした。
その中には私がずっと習いたいと思っていたA先生がおられ、先輩方からも私には穏やかなA先生が一番いいと思うとお聞きしていたので、教室の先生に希望を伝えたのですが「もっと厳しいB先生の方が良い」という判断で別の先生のところへ通うことになりました。
B先生は多くの生徒さんを音大合格へと導かれていらっしゃいました。
とても細やかで的確な指導をされる先生で、私の演奏力が伸びたと周りからも言われる様になっていました。
しかし、B先生はピアノ以外の面でもとても厳しい方で、教室に向かうバスの中からレッスンが終わりバスに乗るまで私の神経は張り詰めていました。
B先生に質問をすることもできない私は、突然やってくる『緊張への恐怖心』があることも言えず心を許せる先生がいない中、不安と恐怖のストレスで痩せはじめていましたがそのことを表には出さず練習を続けました。
しかし、その恐怖心は受験当日の待ち時間に襲ってきました。不安しかない私はステージ上でピアノが弾けなくなり、合格間違いなしと言われた志望校の推薦に落ちました。
教室の先生に結果を伝えると開口一番、「やっぱりA先生にお願いすれば良かった」と言われ、受験に失敗したことよりもその言葉にショックを受けたことを覚えています。
教室の先生との距離を感じ始めたのもこの頃でした。
負の連鎖は止まらず、その後も受験に失敗し続け、なんとか一般試験で志望校に合格しましたが心は折れまくっていました。
音楽科時代:卒業目前で進路の話が反故に、ヤマハグレードを目指す
入学した私はB先生の後輩でもあるC先生からレッスンを受けることになっていました。
しかし当時の音楽界は上下関係が厳しくつながりも重要視されていた為、C先生は「私はB先生に頭があがらない。先生のもとで学んだあなたを指導することはできない。」との一点張りで卒業まで形式上のレッスンしか受けられませんでした。
何のために学校に入ったのか、何を学べばいいのか分からなくなり始めた私は教室の先生に相談をしました。先生は「卒業後のピアノ教室を準備したからとにかく卒業するように」「大手音楽会社の試験を受けたりしないように」と仰られ、私はその言葉に従い短大へ通いつづけ卒業の時期を迎えました。
ところがある日、先生から連絡があり「卒業後は自力で頑張りなさい」と突き放されてしまいました。
卒業まであと2ヶ月。大手音楽会社の試験など1度も受けていない私は途方にくれ、楽器店の方から紹介していただいたD先生のもとでヤマハのグレードを目指すことにしました。
卒業後:ヤマハ音楽教室のピアノ講師に
在学中から知り合いのお子さんのピアノレッスンをしていたので、卒業後は自宅でピアノ教室を開きグレードの試験に臨みました。
試験は受験時のトラウマから失敗続きでしたが、D先生に支えていただきながらグレードを取得。
卒業から半年後、D先生の紹介でヤマハ音楽教室のピアノ講師として働き始めることができました。
講師になってすぐに様々な年齢のお子さんのレッスンを担当させていただき、思春期の子どもさんの心の中の葛藤や学校や家でのできごとが、おけいこ(ピアノ)にも影響していることを感じ、ピアノの技術面だけでなく、もっとお子さん1人1人と人として向き合えるようになりたいと思い始めました。
20年ほど前、素敵な先輩と発表会を通じて出会うことができました。
今でもピアノデュオのパートナーとして一緒に演奏してくださるピアノ講師の大先輩です。
先輩は私のトラウマに付き合って下さる方で、発表会で生徒さんの前で弾きたいけれど、ソロ演奏が怖いことを伝えると、「子どもたちがびっくりするような連弾をしよう」と仰ってくださいました。
それ以来、発表会を盛り上げるようなパフォーマンスにも付き合っていただき、病院や企業様のイベントでの演奏活動も一緒に行ってきました。
現役を引退された今でも、私の教室の発表会に駆けつけて一緒にパフォーマンスしてくださいます。
先輩と出会った頃、再び自身の先生探しを始めており色々な方のご紹介で素晴らしい先生方からご指導を受けることができました。
また、演奏活動からのご縁でなんと、憧れのA先生のレッスンも受けられるようになりました。
A先生から学びたいと願った時から10年以上の月日が過ぎていましたが、本当にお優しくて素敵な先生で、初めてのレッスンの後は涙が出てしまうほどでした。
しかし、ソロの本番で緊張して弾けなくなるトラウマは続いており、ご指導いただいている先生方の顔に泥をぬっているのではないかと、トラウマから抜け出せない自分への苛立ちが募っていました。
10年後:教室を閉じヨーロッパへ、運命的な先生との出会い
ピアノ講師として10年が経ち、トラウマから抜け出せないのは努力が足りないせいなのか、これでは教室に通って下さるお子さんたちにも良いレッスンができていないのではないかと思い始め、自分と音楽とのかかわり方について見つめななおそうとヨーロッパへ行くことを決めました。
ピアノ教室を閉じるため、通ってくださっていたお子さんたちには、他のお教室へ移っていただくという昔の自分と同じ体験をさせてしまいましたが、私はイタリアで運命的な先生と出会い、音楽やピアノへの向き合い方が変わります。
もともと手の小さな私は腱鞘炎を起こすことも多く、当時弾けない曲がたくさんありました。
しかし、イタリアで紹介された先生は手が小さく、それでいてフィレンツェの音楽院を首席で卒業。学生の頃から国内外でも演奏活動をされてきた方でした。
彼女のレッスンは手の動かし方も独特で、手が小さい人が鍛えるべき筋肉や子どものころにやっておいた方が良い練習方法など、レッスンを通して多くのことを学びました。
在学中ミニコンサートに出演することになり、待ち時間が長いと恐怖心が出やすいことに気づいていた私は「できるだけ早く弾きたいと」伝えていたのですが出番は後ろから3番目。やはり途中で弾けなくなり私はショックと恥ずかしさで部屋を飛び出しました。
先生はすぐに追いかけてきて「ごめん!早く弾きたいって言ってたのに、ついうっかり後ろの方にしちゃった。あなたは緊張するから早く弾きたかったのよね!本当に私が悪かったわ。」と謝られたのです。
大の大人が緊張するから早く弾きたいということを『わがまま』『未熟』ではなく『大切なこと』として認めてもらえたことで、こんなにも心が救われるのかととても驚き、更に不安が『希望』へと変わり始めるきっかけともなりました。
それ以来、先生が横で見守っていてくれるんだという安心感や信頼感が強くなり、次のコンサートではトップバッターとして演奏させていただき、最後まで演奏することができました。
その後のコンサートも途中で弾けなくなるということはなくなり、技術面だけでなくメンタル面もサポートできる講師になろうと強く思うようになりました。
帰国後:リトミックと幼児教育の勉強を開始、『そだちの根っこをみつめるリトミック教室』を開講
帰国後は「小さな手のためのレッスン」をテーマに子ども専門のピアノ教室としてレッスンを再開し、演奏活動なども行いながら1年のうち1カ月間はイタリアでピアノを学ぶというスタイルを繰り返していましたが、2013年に右手の甲を骨折。
ピアノ講師を続けられなくなるかもという境地に立ち、他にも音楽で何かできることはないかとリトミックの勉強を始めました。
その頃のピアノ教室は小さなお子さんばかりだったので、歌と左手の伴奏で対応していましたが、そのおかげで苦手だった『歌いながら伴奏をすること』に慣れ、その後のレッスンでも助かっています。
リトミックの勉強を始めたことで幼児教育への関心が深まり、日本こども教育センターの認定講師になった2015年から2019年まで、未就園児さんから未就学児さんの親子を対象にした『そだちの根っこをみつめるリトミック教室』を開講しました。
このレッスンには、子どもの頃に育んでおきたい生きる力の基礎づくりの要素を、音楽あそびや製作活動の中にたくさん盛り込みました。お子さんのどこを今見つめてほしいのかというポイントも保護者の方に伝え、一緒にお子さんたちの成長を見守っていきました。
この教室を開いたことがきっかけとなり2016年には一般の方向けに「育ちの根っこを見るススメ」(10回)セミナーを主催し子育て中の方や保育現場で活躍されている方々にも賛同を得ました。
また2016年~2018年は春日市の施設で、0歳~3歳の親子さんを対象にした気軽に楽しめる『親子でわくわくリトミック教室』を開催。こちらには200組以上の親子さんが参加してくださいました。
現在に至る
現在は自宅のピアノ教室で、2歳さんからのプレピアノや主に幼児から中学生までのピアノの指導にあたり、2017年~就学前基礎教育インストラクターとして幼稚園でのレッスンも行っています。
また、異年齢のコミュニケーションを目的とした、3歳~小学生のリトミックフラ教室や、介護予防フラダンス教室を定期的に開催しています。
資格等
- ピアノ講師(ヤマハ演奏・指導グレード5級)(PSTA会員)
- リトミック講師(NPO法人日本こども教育センター認定)
- フラ(ダンス)インストラクター(文部科学省認可協同組合フラ指導者支援ネットワーク正会員)
- ハワイアンリトミックインストラクター(ふれあいリトミック協会〈元ベビーセラピスト協会〉認定)
- 就学前基礎教育インストラクター
- 介護予防健康アドバイザー
- Studio音花~Ohana~主宰
ブログ
オハナピアノ教室(春日市)の公式ブログはこちら。